動画は「雰囲気を伝える」「信頼を高める」「説明を補完する」という点で、テキストや写真にはない力があります。お店の内観動画・施術の様子・スタッフの挨拶——こうした動画があるだけで、初めてのお客様が来店前に感じる不安が大きく和らぎます。
ただし、動画ファイルをそのままサイトにアップロードするのはおすすめしません。ファイルサイズが大きく、ページの表示速度を著しく低下させてしまいます。適切な方法で設置することが大切です。
- サイトに動画を使う効果的な場面
- 動画をサイトに設置する正しい方法(重くならない方法)
- YouTubeとVimeo、どちらを使うべきか
- 自動再生・音声・ループの設定で気をつけること
- スマートフォンで動画が正しく表示されるかの確認方法
動画を使うと効果的な場面
ファーストビューの背景動画
トップページのファーストビューに短い動画を背景として使うと、お店や空間の雰囲気が一気に伝わります。動画は音なし・ループ再生・短尺(10〜30秒)で使うのが基本です。写真より「生きた空間」を感じさせられます。
院長・スタッフの挨拶動画
プロフィールページやトップページに、院長・オーナーの挨拶動画を設置すると、テキストや写真だけのプロフィールより「人柄」が伝わります。30秒〜1分程度の短い動画でも、初めてのお客様が感じる不安を大きく和らげる効果があります。
サービス・施術の説明動画
「実際にどんな施術をするのか」「商品の使い方」のような、テキストだけでは伝わりにくい内容を動画で補足します。文章を読むのが苦手な方にも情報が届きやすく、来店・購入への心理的ハードルを下げる効果があります。
動画の正しい設置方法——YouTubeを経由させる
動画ファイルをWordPressに直接アップロードしてはいけません。数十〜数百MBのファイルがサーバーの容量を圧迫し、ページの読み込みが極端に遅くなります。正しい方法は「YouTubeまたはVimeoに動画をアップして、そのURLをサイトに埋め込む」です。
Googleアカウントでログインし、YouTubeにアクセスして動画をアップロードします。「公開」「限定公開」「非公開」の3種類が選べます。サイトに埋め込むだけでYouTubeで検索されたくない場合は「限定公開」がおすすめです。URLを知っている人だけ見られる状態になります。
YouTubeの動画ページで「共有」→「埋め込む」をクリックすると、iframeの埋め込みコードが表示されます。このコードをコピーします。「自動再生」「関連動画を表示しない」などのオプションもここで設定できます。
WordPressのブロックエディターで「カスタムHTML」ブロックを追加し、コピーしたコードを貼り付けます。または「YouTube」ブロックを使ってURLを入力するだけでも埋め込めます。プレビューで動画が表示されれば設置完了です。
YouTubeとVimeo、どちらを使うか
| 比較 | YouTube | Vimeo(無料プラン) |
|---|---|---|
| 費用 | 完全無料 | 無料プランあり(容量制限あり) |
| 広告表示 | 埋め込み動画には基本的に広告なし | 広告なし |
| 関連動画 | 再生後に他の動画が表示される場合あり | 表示されない |
| おすすめ | ほとんどの小規模ビジネスに◎ | ブランドイメージを重視する場合 |
ほとんどの場合はYouTubeで十分です。Vimeoは再生後の関連動画が表示されない点が優れていますが、無料プランでは月のアップロード容量に制限があります。
設定で気をつけること
- 動画をWordPressに直接アップロードせず、YouTubeを経由しているか
- サイトで使い目立たせたくない動画は「限定公開」に設定したか
- 自動再生する動画は音声をミュートにしているか
- スマートフォンで動画が正しく表示されるか確認したか
- 動画を設置した後にPageSpeed Insightsでスコアを確認したか








