この記事でわかること
  • FAQページを作るとどんなメリットがあるか
  • どんな質問を載せるべきか(ネタの集め方)
  • 読まれるFAQの書き方・構成のルール
  • SEOにも効くFAQの作り方
  • WordPressでのFAQ設置方法

FAQページが果たす3つの役割

01

問い合わせ対応の工数を減らす

「営業時間は何時ですか?」「支払い方法は?」「駐車場はありますか?」——同じ質問が繰り返し来る場合、FAQに載せておけば訪問者が自分で解決できます。対応工数の削減は、ひとりで運営するビジネスにとって特に重要です。

02

購入・予約前の不安を解消する

お客様が問い合わせをせずに離脱する大きな理由のひとつが「不安の解消ができなかったから」です。FAQで事前に疑問を潰しておくことで、問い合わせや予約へのハードルを下げ、成約率を高める効果があります。

03

検索エンジンからの流入を増やす

「〇〇 料金」「〇〇 支払い方法」「〇〇 予約方法」といった検索クエリは、すでに来店・購入を検討しているユーザーが多く使うキーワードです。FAQにこれらを含めることで、購買意欲の高い訪問者をGoogleから集めることができます。

FAQに載せる質問のネタ集め——4つの方法

過去の問い合わせ・電話内容を見返す

これが最も確実な方法です。実際にお客様から聞かれたことをそのままFAQにします。同じ質問が3回以上来たものは必ず掲載対象です。

Googleサジェストで検索される疑問を調べる

Googleの検索窓に「自分のビジネス名」や「業種 ○○」と入れて出てくるサジェストが、お客様の生の疑問です。「美容室 初めて」「整体 何回通う」などがFAQネタになります。

競合サイトのFAQを参考にする

同業他社のFAQを見ると、業界共通の疑問点が分かります。そのまま真似るのではなく、自分のお店の答えに置き換えて作りましょう。

「初めての人が持つ不安」を想像する

「初めてでも大丈夫ですか?」「予約なしで行けますか?」「どんな服装で来ればいいですか?」——初来店の心理的ハードルを下げる質問を意識的に入れましょう。

読まれるFAQの書き方ルール

良いFAQの書き方 ◎ 避けたい書き方 ✕
「〇〇はできますか?」と疑問文で書く 「〇〇について」と曖昧な見出しにする
答えは2〜4文程度にまとめる 答えが長文・箇条書きだらけになっている
「はい」「できます」と最初に結論を書く 条件や例外から書き始めて結論が後回し
料金・時間・場所など具体的な数字を入れる 「お気軽にお問い合わせください」だけで終わる
カテゴリ別に整理する(料金・予約・施術など) 順番がバラバラで探しにくい

SEOに効くFAQの作り方

FAQページはGoogleの「よくある質問」リッチリザルトに対応させることができます。検索結果にFAQの内容が直接展開表示されると、クリック率が大幅に向上します。WordPressで対応するには、FAQプラグイン(Yoast SEO・All in One SEO・専用プラグインなど)を使ってSchema markup(構造化データ)を追加する方法が一般的です。

FAQページは「来る前の不安」「来た後の疑問」「次に来るかどうかの判断」、すべてをカバーできるページです。

WordPress でのFAQ設置方法

方法① プラグインを使う
Ultimate FAQ / Accordion FAQ

専用プラグインを使うと、アコーディオン形式(クリックで開閉)のFAQを簡単に設置できます。構造化データにも対応しているものが多く、SEOにも有利です。

方法② Gutenbergブロックを使う
カスタムHTMLブロック

プラグインなしで、カスタムHTMLブロックにFAQの構造化データを手書きする方法もあります。プラグインを増やしたくない方向けです。

方法③ 固定ページに専用ページを作る
/faq/ というURLで独立したページを設置

「FAQ」単独のページを作ることで、ナビゲーションにリンクを追加でき、訪問者が探しやすくなります。ページ数が増えるためSEOにも有利です。

方法④ 各サービスページの下部に埋め込む
サービスページ・料金ページの末尾

独立したFAQページを作るほかに、サービスや料金ページの下部にそのページに関連するFAQを入れる方法も効果的です。離脱防止にもなります。

FAQページの更新タイミング

  • 同じ問い合わせが3件以上来たとき → すぐに追加する
  • 料金・営業時間・サービス内容が変わったとき → 必ず更新する
  • 季節イベント・キャンペーン前 → 関連するQを一時的に追加する
  • 半年に1回 → 古くなった情報・不要になった質問を整理する
QFAQページはどのくらいの量が適切ですか?
最低10項目、理想は20〜30項目程度です。少なすぎると信頼感が薄く、多すぎると探しにくくなります。カテゴリ別に整理して、目的の質問にたどり着きやすくすることが重要です。
Q「お問い合わせください」と書いてはいけませんか?
答えられる質問はFAQに書くのが基本ですが、個別対応が必要なものは「詳しくはお問い合わせください」と書いても問題ありません。ただしFAQのほとんどがそれで終わっている状態は避けましょう。
QFAQはGoogleの検索結果に表示されますか?
構造化データ(FAQPage schema)を正しく設定すると、Googleの検索結果にFAQが展開表示される「リッチリザルト」に対応できます。WordPressではSEOプラグインやFAQ専用プラグインで設定できます。