相見積もりを取っていると、他社よりも極端に安い金額を提示してくる会社に出会うことがあります。もちろん、単純に企業努力で安く提供している会社も存在しますが、極端な安さの裏には、後から見えてくるコストや制約が隠れているケースも少なくありません。

この記事で分かること
  • 格安ホームページ制作でよくある「裏側」
  • 安さの理由を見極めるための質問
  • 安さと質のバランスをどう考えるか
  • 契約前に確認しておきたいこと

格安ホームページ制作でよくある「裏側」

01

テンプレートをほぼそのまま使用している

デザインの自由度がほとんどなく、他の会社のホームページと似たような見た目になりがちです。ブランディングの観点では、他店との差別化が難しくなります。

02

更新・修正のたびに追加費用が発生する

初期費用は安くても、公開後のちょっとした修正のたびに費用が発生する契約になっていることがあります。トータルで見ると割高になるケースも珍しくありません。

03

サイトの所有権・管理権限が制作会社側にある

ドメインやサーバーの管理権限が自社になく、後から他社に乗り換えたくても身動きが取れないというトラブルも報告されています。

こうした事情を知らないまま契約してしまうと、公開後に「思っていたより自由が利かない」「解約しようにも何もできない」という状況に陥ることがあります。安さの裏にある制約を、契約前に把握しておくことが何より重要です。

「安い」こと自体は悪いことではありません。問題は、なぜ安いのかという理由を確認しないまま契約してしまうことです。

安さの理由を見極めるための質問

  • ✓ドメイン・サーバーの管理権限は誰にあるか
  • ✓公開後の修正・更新にはどれくらい費用がかかるか
  • ✓デザインはどこまでカスタマイズできるか
  • ✓契約期間・解約条件はどうなっているか
  • ✓担当者はどれくらいの経験を持っているか

これらの質問を投げかけたときの回答の丁寧さも、判断材料のひとつになります。曖昧な返答しか返ってこない場合は、契約後にも同じように曖昧な対応が続く可能性を考えておいた方が良いかもしれません。

安さと質のバランスをどう考えるか

すべての格安サービスが悪いわけではありません。予算が限られている場合、まずは低コストで始めて、事業の成長に合わせて本格的なホームページへ移行するという戦略も十分にあり得ます。大切なのは、「今は安さを優先する」という判断を、事情を理解した上で意識的に選ぶことです。何も知らないまま安さだけに惹かれてしまうことと、事情を理解した上で戦略的に安さを選ぶことは、まったく違う結果につながります。

  • ✓安さの理由を制作会社に直接質問したか
  • ✓ドメイン・サーバーの管理権限を確認したか
  • ✓公開後の修正費用の仕組みを理解しているか
  • ✓安さを選ぶ理由を自分自身で説明できるか