ヒアリングは「試験」ではありません。正確な答えよりも「方向性を一緒に決めるための会話」です。「まだ決まっていない」「どうすればいいか迷っている」という部分があれば、そのまま伝えることが最善です。決まっていない部分こそ、制作会社がアドバイスできる場面です。

この記事で分かること
  • ヒアリングでよく聞かれる5つの質問
  • 各質問への答え方のポイント
  • 「まだ決まっていない」ときの正直な伝え方
  • ヒアリングで自分から確認しておくべきこと
  • 打ち合わせ前に5分でできる準備

ヒアリングでよく聞かれる5つの質問

01

「ホームページを作る目的・ゴールは何ですか?」

最も重要な質問です。「問い合わせを増やしたい」「オンラインで販売したい」「開業の告知をしたい」「既存のサイトをリニューアルして見やすくしたい」など、目的によってサイトの設計が変わります。複数ある場合は「一番重要なもの」を一つ選んで伝えると、方向性が定まりやすくなります。

02

「メインのターゲットはどんな方ですか?」

「30〜40代の子育て中のお母さん」「奈良市内の小規模事業者」「趣味でハンドメイドを探している方」のように、できるだけ具体的に答えます。「みんなに届けたい」という答えは、ターゲットを絞ることへの抵抗感から来ることが多いですが、ターゲットが明確なほどデザインや文章の方向性が決まりやすくなります。

03

「どんなページが必要だと思いますか?」

「トップ・サービス・料金・アクセス・問い合わせは必須かな、と思っています」程度で十分です。「よく分からない」という場合はそのまま伝えてください。同業他社のサイトを見て「こういうページがある」と気づいたものをメモしておくと答えやすくなります。最終的なページ構成は制作会社から提案されることが多いです。

04

「参考にしたいサイトはありますか?」

業種が違っていても構いません。「こういう雰囲気が好き」「このレイアウトが見やすいと感じた」というサイトを2〜3件用意しておくと、デザインの方向性を伝えやすくなります。「なぜそのサイトが好きか」を一言添えると、さらに精度が上がります。「まだ見つけていない」という場合は、打ち合わせの中でいくつか提示してもらえることが多いです。

05

「公開希望時期と予算の目安を教えてください」

公開時期は「〇月の開業に合わせたい」「年内に公開できれば」のように目安で構いません。予算は「10〜20万円程度」「30万円前後まで」のようにざっくりした金額でOKです。予算が決まっていない場合は「どのくらいが相場か教えてほしい」と正直に伝えることで、費用感の説明から始めてもらえます。

「まだ決まっていない」ときの伝え方

NG「全部お任せします」
お任せという言葉は制作側に自由度を与えているようで、実は「方向性のズレ」が起きやすい状態を作ります。完成後に「イメージと違う」という結果になりやすいです。分からない部分は「分からない・まだ決まっていない」と伝えて、一緒に考えてもらうほうが安全です。
OK「〇〇は決まっていませんが、△△は〇〇にしたいと思っています」
「デザインの方向性はまだ決まっていませんが、ターゲットは産後のお母さんで、落ち着いた雰囲気にしたいと思っています」のように、決まっている部分と決まっていない部分を分けて伝えることで、打ち合わせが具体的に進みます。

打ち合わせで自分から確認しておくべきこと

制作側に確認しておきたい5つのポイント
  • 「公開後に自分でテキストや写真を更新できますか?」
  • 「ドメインとサーバーは自分の名義で取得できますか?」
  • 「修正の対応範囲と、追加費用が発生する条件を教えてください」
  • 「公開後のサポートはどのような内容ですか?」
  • 「制作中の連絡はメール・LINE・ZoomどのツールでのやりとりになりますかSG?」
  • ホームページを作る目的を一言で言えるか
  • メインのターゲットを具体的に説明できるか
  • 参考にしたいサイトを2〜3件用意したか
  • 公開希望時期と予算の目安を持っているか
  • 「まだ決まっていない部分」を正直に伝える準備ができているか