ホームページに使う写真がない場合、フリー素材(無料で使える写真・イラスト)を活用することは一般的です。ただし「フリー素材なら何でも自由に使える」と思っていると、著作権上のトラブルが起きることがあります。また、使いすぎると「どこかで見たことがあるサイト」になってしまい、お店らしさが出にくくなります。正しく・うまく使うための基本を押さえておきましょう。
- フリー素材を使う前に確認すべきライセンスの基本
- おすすめのフリー素材サイト(日本語・海外)
- フリー素材を使いすぎない判断基準
- 実際の写真とフリー素材の使い分け方
- AIを使った画像生成という選択肢
使う前に確認:ライセンスの基本
フリー素材とひと言で言っても、使える条件はサイトによって異なります。使用前に以下の点を確認してください。
おすすめのフリー素材サイト
海外:Unsplash・Pexels・Pixabay
クオリティの高い写真が豊富で、商用利用・改変ともに無料・クレジット不要で使えます(独自ライセンスによる)。ナチュラル・北欧風・カフェ・自然など、オシャレな雰囲気の写真が多い印象です。日本語での検索は不向きなので英語で検索しましょう。「coffee shop」「massage」「japanese food」など。
国内:写真AC・イラストAC・ぱくたそ
日本語で検索できる国内フリー素材サイトです。日本人モデルや日本の風景・文化に関する写真が豊富で、国内向けのサイトに使いやすいです。写真AC・イラストACは無料会員登録が必要で、1日のダウンロード数に制限があります。ぱくたそは登録不要で商用利用可能です。
イラスト:unDraw・Storyset・いらすとや
写真ではなくイラストが必要な場合に使えます。unDraw・Storysetはシンプルで現代的なWebイラスト素材(SVG形式)が豊富で、色も変更できます。いらすとやは日本で広く使われているゆるいイラスト素材サイトで、場面・人物・行事など幅広いシーンをカバーしています。
有料素材サイト:Adobe Stock・PIXTA・Shutterstock
プロジェクトのブランドイメージを統一させたい場合や、希少なシチュエーションの写真が必要な場合に最適です。プロのモデルや撮影機材を使用した高品質な素材が揃っており、他サイトと被りにくいのが最大のメリットです。サブスクリプションプランや定額制を導入しているサイトが多く、利用規約や権利関係が明瞭で、企業案件や大規模なWeb制作でも安心して活用できます。
使いすぎないための判断基準
フリー素材の最大のデメリットは「どこかで見たことがある感」です。同じ素材を複数のサイトが使っているため、個性が出にくくなります。
| フリー素材が適しているケース ◎ | 自分で撮った写真を使うべきケース ◎ |
|---|---|
| ブログ記事のアイキャッチ(テーマに合う雰囲気写真) | お店・事務所の外観・内観 |
| 背景的に使う装飾的な写真 | スタッフ・院長のプロフィール写真 |
| 抽象的なコンセプトを表す画像(「安心」「成長」など) | 実際の商品・メニュー・施術の写真 |
| アイコン・図解・イラスト素材 | お客様の声に添えるリアルな場面の写真 |
基本的に「お客様が実際に見ることになる場所・人・物」はできるだけ実際の写真を使い、補完的な部分にフリー素材を活用する、という使い分けが最もバランスの良い方法です。
フリー素材は「実際の写真がないところを埋める材料」。実際のお店・スタッフ・商品の写真がある場所には、フリー素材より本物の写真が何倍も伝わる。
- 使用するフリー素材のライセンス(商用利用・改変・クレジット)を確認したか
- 外観・スタッフ・商品など「見せたいもの」は実際の写真を使っているか
- 同じ素材を複数のページに繰り返し使っていないか
- サイト全体を通じてフリー素材のトーン・雰囲気が統一されているか








