「料金を載せると、高いと思われて問い合わせが減るのでは?」という不安から、料金ページを作らないケースがあります。しかし、料金が分からないサイトは「どうせ高いんだろう」という印象を与えてしまうことも多く、問い合わせのハードルが上がってしまう場合があります。料金情報はお客様が「問い合わせするかどうか」を決めるための、とても重要な材料です。

この記事で分かること
  • 料金を載せるメリット・デメリット
  • 「載せるべき業種」と「載せないほうがいい業種」の判断基準
  • 料金を載せる場合の見せ方のポイント
  • 「料金はご相談ください」にするときの正しい書き方
  • 料金ページで問い合わせにつなぐCTAの置き方

料金を載せる3つのメリット

01

問い合わせの質が上がる

料金を事前に確認して「予算内だ」と判断したお客様が問い合わせてくれるため、来店・成約につながりやすい問い合わせが増えます。「料金が合わない」という理由でのお断りも減り、やり取りの効率が上がります。

02

信頼感につながる

料金を明示しているサイトは「隠していない・オープンにしている」という印象を与えます。特に初めて利用するサービスに対して、お客様は「いくらかかるか分からない」という不安を強く感じます。料金を公開するだけで、その不安をひとつ取り除けます。

03

SEOで「料金」キーワードを拾える

「〇〇 料金」「〇〇 費用」「〇〇 いくら」という検索をするユーザーは、すでに導入を検討している段階にいる可能性が高いです。料金ページを設けることで、こうした購入意欲の高いキーワードからの流入が生まれます。

載せるべき業種・載せないほうがいい業種

料金を載せると効果的な業種・サービス ◎ 「要相談」のほうが向いているケース △
メニューが固定されているサービス(カット〇〇円、施術60分〇〇円など) 案件ごとに大きく費用が変わる業種(建築・システム開発など)
定価のある商品・物販 相手の状況を見てから見積もりが必要なコンサルティング
単価が低め〜中程度のサービス(〜10万円程度) 競合に価格を知られたくない・価格競争になりやすい業種
飲食・美容・整体など「行く前に予算感を知りたい」業種 高額な富裕層向けサービスで「価格より価値」を伝えたい場合

迷ったときは「お客様がサイトを見ながら料金を知りたいと思うか」を考えてみてください。「はい」なら載せる、「人によって違うから一概に言えない」なら「〇〇円〜」という下限価格だけ載せる方法もあります。

料金を載せる場合の見せ方

サービス名・内容・価格の3点セットで表示する

「サービス名だけ」「価格だけ」では情報が不完全です。何に対してその価格なのかが分かるよう、サービスの内容(所要時間・含まれるもの)をセットで書きます。「60分施術 ¥5,500(税込)」のように、金額に税込か税別かも明記します。

「〇〇円〜」という下限価格を使う

案件によって金額が変わる場合は、最低価格を「〇〇円〜(税込)」で表示します。「最安でこのくらいか」という目安をお客様に伝えることができ、「値段が分からなくて不安」という状態を防げます。

料金の根拠・含まれるものを補足する

「なぜこの料金なのか」「この料金に何が含まれているのか」を一言添えると、価格への納得感が生まれます。「〇〇込み」「〇〇は別途」という記載があると、後からの齟齬も防げます。

料金表の直後にCTAを置く

「予算内だ」と感じたお客様は、料金を確認したその瞬間が一番行動意欲が高い状態です。料金表の直後に「まずは相談する」「予約する」ボタンを置くことで、この温かいタイミングを逃しません。

「料金はご相談ください」にする場合の書き方

「要相談」にする場合でも、ただ「料金はお問い合わせください」と書くだけでは不安を与えます。以下のように「なぜ要相談なのか」と「相談のハードルを下げる言葉」をセットにすることで、問い合わせしやすい状態を作れます。

「要相談」にするときの書き方の例
  • 「ご要望・ページ数・機能によって異なります。まずはお気軽にご相談ください」
  • 「現地調査のうえお見積もりします。相談・見積もりは無料です」
  • 「お問い合わせいただいた翌営業日以内にご連絡します。しつこい営業は一切しません」
  • 料金ページ(または料金セクション)が設けられているか
  • サービス名・内容・価格の3点がセットで分かるか
  • 税込か税別かが明記されているか
  • 「要相談」の場合、なぜ要相談かの説明があるか
  • 料金表の直後にCTAボタンが設置されているか
  • スマートフォンで料金表が崩れずに表示されているか