キーワードをページに盛り込む作業は、SEOの中でも「やりすぎを避けながら、必要な場所に自然に入れる」という加減が難しい部分です。キーワードの出現回数(出現率)が多ければ多いほど良いわけではありません。Googleが評価しているのは「お客様にとって読みやすく、有益なページかどうか」です。

この記事で分かること
  • キーワードを入れるべき「6つの場所」
  • 自然に見える盛り込み方のコツ
  • 「キーワード詰め込みすぎ」になるサイン
  • 共起語・関連語を使って読みやすく補う方法
  • WordPressで設定するメタタイトル・ディスクリプションの書き方

キーワードを入れるべき6つの場所

01

ページタイトル(title タグ)——最重要

検索結果に表示されるページ名です。ここにキーワードを含めることがSEOの最優先事項です。「奈良市 美容室 男性 白髪カラー|〇〇ヘアサロン」のように、キーワードをできるだけ前半に置きます。WordPressならSEOプラグインの「SEOタイトル」欄で設定します。

02

メタディスクリプション——クリック率に影響

検索結果のタイトル下に表示される説明文です。直接的なランキング要因ではありませんが、キーワードが含まれていると太字で表示されてクリックされやすくなります。120〜160文字で、キーワードを自然に含んだ魅力的な説明文を書きます。

03

見出しH1・H2——読み取りやすさの核

H1はページの大見出し(記事タイトル)、H2は中見出しです。H1には必ずキーワードを含めます。H2にも自然な形でキーワードや関連語を入れることで、Googleがページの内容を正確に把握しやすくなります。ただしH2すべてにキーワードを詰め込む必要はありません。

04

冒頭100文字——最初に読まれる部分

記事・ページ本文の冒頭100文字以内にキーワードを自然に含めます。Googleはページの冒頭を特に重視して内容を判断します。「このページは何についてのページか」を冒頭で明確に示すことが大切です。

05

本文中——自然な頻度で

本文の中に2〜5回程度、自然な流れでキーワードを含めます。「自然な流れ」というのが大切で、「〇〇市 美容室 男性 白髪 白髪 男性 美容室」のように、読んで不自然に感じる繰り返しは避けます。読み手が読みやすいと感じる文章を最優先にしてください。

06

画像のalt属性——見えないが評価される

画像に設定するalt属性(代替テキスト)はGoogleが画像の内容を把握するために使います。「IMG_1234.jpg」のままにせず「奈良市の美容室でメンズカラーを施術している様子」のように、キーワードを自然に含んだ説明を書きます。

「詰め込みすぎ」のサイン

自然なキーワードの使い方 ◎ 詰め込みすぎのサイン ✕
記事全体を通じてキーワードが2〜5回程度登場する 1,000文字の記事にキーワードが15回以上登場する
文脈の中でキーワードが自然に使われている キーワードが不自然に繰り返される文章になっている
関連語・共起語を使って表現に幅がある ページの下部に「キーワード: 〇〇 〇〇 〇〇」と羅列している
読んで違和感がなく、情報として価値がある 読み手より検索エンジンのために書かれていると感じる

共起語・関連語を使って自然に補う

「奈良市 美容室 男性 白髪カラー」というキーワードを繰り返さなくても、「男性の白髪」「メンズカラー」「グレイカバー」「奈良での施術」のような関連語を使うことで、Googleはそのページがキーワードに関連するページだと理解できます。むしろこのほうが文章が自然になり、読みやすくなります。

共起語とは
あるキーワードと一緒によく使われる言葉のことです。「白髪カラー」なら「染める頻度」「グレイカバー」「明るさ」「もち」「ダメージ」などが共起語です。Googleはこれらの言葉が自然に含まれているページを「そのテーマについて詳しく書かれたページ」と判断します。
共起語の調べ方
そのキーワードで上位表示されているページを3〜5件読み、「よく出てくる言葉」をリストアップするだけで共起語を把握できます。ツールを使わなくても、上位ページを丁寧に読み込むことで自然に把握できます。

キーワードは「何回入れるか」より「どこに・どう入れるか」が重要。読み手が自然に読める文章の中に、必要な場所へ必要な分だけ。

  • ページタイトルにキーワードが前半に含まれているか
  • メタディスクリプションにキーワードが自然に含まれているか
  • H1(ページタイトル)にキーワードが含まれているか
  • 冒頭100文字以内にキーワードが登場しているか
  • 読んで不自然に感じる繰り返しがないか声に出して確認したか
  • 画像にキーワードを含むalt属性を設定したか