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Shopifyでオンラインストアを始める。小さなお店がECを始めるための基礎知識と準備

EC・オンラインストア
初心者向け
2026年5月7日
読了 約8分

「ネットでも売れるようにしたい」と思いながら、何から手をつければいいか分からないまま時間が経っている――そんな方に向けて書きました。Shopifyは世界中の小さなお店がオンライン販売を始めるために使っているプラットフォームです。仕組みから費用・開店までの流れを、できるだけ平易な言葉で解説します。

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oto-productions
Webデザイナー / WordPress・Shopify制作

実店舗だけで商売をしていると、どうしても「来てもらえる範囲」にお客さんが限られます。しかしオンラインストアがあれば、地域を超えた人に商品を届けることができます。実店舗の営業時間が終わった深夜に注文が入る、というのも珍しくない話です。

とはいえ、「ネットショップをつくる」というと、プログラミングが必要だったり、複雑な設定が必要なのでは?と身構えてしまう方も多くいます。Shopifyはその入り口のハードルを大きく下げたサービスで、専門知識がなくてもオンラインストアを始められます。

この記事で分かること
  • Shopifyとは何か、他のサービスとの違い
  • 料金プランの選び方と、かかる費用の目安
  • 開店までの流れと、準備しておくこと
  • 実店舗と並行して運営するときのポイント
  • よくある疑問への正直な答え

Shopifyとは。なぜ選ばれているのか

Shopify(ショッピファイ)は、カナダ発のECプラットフォームです。世界175か国・数百万のショップが利用しており、個人の手作り品販売から大手ブランドまで幅広く使われています。日本でも近年急速に普及しており、特に「既存のホームページにオンラインショップを追加したい」という小さなお店に選ばれています。

175か国
Shopifyが利用されている
国と地域の数
3日間
無料で試せる
トライアル期間の目安
決済込み
クレジットカード決済が
最初から使える

Shopifyが選ばれる最大の理由は、「決済・在庫管理・配送・分析がひとつにまとまっている」点です。バラバラのサービスを組み合わせる必要がなく、管理画面ひとつでショップの運営が完結します。また、スマートフォンのアプリからも商品の追加や注文の確認ができます。

Shopifyと他サービスの違い

オンラインショップを始める方法はいくつかあります。それぞれに向き・不向きがあるため、自分のビジネスに合ったものを選ぶことが大切です。

項目 Shopify BASE / STORES Amazon / 楽天
初期費用 なし(月額のみ) なし 出店審査・登録費あり
月額費用 約3,300円〜(Basicプラン) 無料〜(手数料高め) 数万円〜(出店料)
独自ドメイン 使える 有料プランのみ 使えない
デザインの自由度 高い(テーマ・カスタマイズ可) 中程度 低い(規定のフォーマット)
顧客データ 自分で管理できる 制限あり プラットフォーム側が保有
向いている人 ブランドを育てたい・長く使いたい とにかく早く安く始めたい 集客力を借りたい・大量販売

「安く始める」より「自分のブランドとして育てられる場所で始める」ことが、長期的には大きな差になる。

Shopifyを始めるメリット、4つ

01

専門知識なしで開店できる

プログラミングやサーバー設定の知識は不要です。管理画面の指示に沿って商品・決済・配送を設定するだけで、オンラインストアが開けます。豊富なテーマ(デザインテンプレート)から見た目を選び、ロゴや色を変えるだけでブランドらしい雰囲気が出せます。

02

決済方法が最初から揃っている

Shopify Paymentsというクレジットカード決済機能が標準で使えます。Visa・Mastercard・American Express・JCBに加え、Apple Pay・Google Payにも対応しています。別途決済サービスと契約する手間がなく、スムーズにカード決済を受け付けられます。

03

実店舗・SNS・ホームページと連携できる

Shopifyはオンラインストア単体でなく、InstagramやFacebookの商品タグ、実店舗のPOSレジ、既存のWordPressサイトへの埋め込みなど、様々なチャネルと連携できます。一つの在庫を複数の販路で管理できるため、実店舗と並行して販売したい方に特に向いています。

04

顧客データが自分の手元に残る

Amazonや楽天などのモールでは、顧客情報はプラットフォームに帰属します。Shopifyは自分のストアのため、メールアドレス・購入履歴・リピート状況などのデータを自分で管理できます。リピーター向けのメール配信やDM施策など、独自のマーケティングが可能です。

開店までの流れ

1
無料トライアルで登録する

Shopifyの公式サイトからメールアドレスを登録するだけでトライアルが始まります。クレジットカードの登録は後からでOKです。まずは管理画面を触ってみて、使い勝手を確認しましょう。

2
プランを選ぶ

小さなお店が最初に選ぶのは「Basicプラン」が一般的です。月額約3,300円(年払いで割安)で、商品数の上限なし・スタッフアカウント2名・基本的な分析機能が使えます。売上が伸びてきたら上位プランへの変更も簡単です。

3
テーマ(デザイン)を選ぶ

無料テーマだけでも十分に見栄えのあるストアが作れます。「Dawn」「Craft」「Sense」などが人気です。テーマを選んだら、ロゴ・カラー・フォントを自分のブランドに合わせてカスタマイズします。oto-productionsではこのカスタマイズのサポートも行っています。

4
商品を登録する

商品名・説明文・価格・在庫数・商品写真を登録します。写真の質が売上に直結するため、明るく・複数アングルで撮影することを意識しましょう。サイズ・カラーのバリエーションも設定できます。

5
決済・配送を設定する

Shopify Paymentsを有効にしてカード決済を設定します。あわせて配送料金・配送エリア・配送会社の設定を行います。「送料無料」「〇〇円以上で送料無料」などの条件も細かく設定できます。

6
テスト購入をして開店する

自分でテスト注文を行い、注文確認メール・在庫の減少・管理画面への反映が正しく動くかを確認します。問題なければパスワードを解除して公開完了です。開店後はSNSやホームページでストアの存在を告知しましょう。

開店前に揃えておきたいもの

  • 商品写真 白背景・複数アングル・使用イメージの3種類があると理想的。スマホ撮影でも可
  • 商品説明文 素材・サイズ・使い方・注意事項をまとめておく。検索キーワードも意識して書く
  • 価格・在庫数 送料込みにするか・消費税の表示方法もあわせて決めておく
  • ロゴ・ブランドカラー なければシンプルなテキストロゴでもOK。統一感が信頼感につながる
  • 配送方法・梱包の準備 ヤマト・佐川・ゆうパックから選ぶ。梱包資材も事前に用意しておく
  • 特定商取引法に基づく表記 販売者名・住所・電話番号・返品ポリシーの記載が法律で義務付けられている
  • プライバシーポリシー Shopifyにテンプレートがあるため、自社情報を入れて活用できる

よくある疑問に、正直に答えます

Q売れなくても月額費用はかかりますか?
はい、売上がゼロでも月額費用(Basicプランで約3,300円)は発生します。ただしトライアル期間中は無料で試せます。「まず少量から始めて、売上が出たら本格化する」という進め方が現実的です。
Q個人でも開設できますか?
できます。法人でなく個人事業主・個人でも問題なく開設できます。ただし特定商取引法の表記に住所の記載が必要なため、自宅住所を公開したくない場合はバーチャルオフィスの利用を検討してください。
Q既存のホームページと併用できますか?
できます。WordPressで作ったホームページにShopifyの「購入ボタン」を埋め込む方法があり、ホームページのデザインを崩さずにカート機能だけ追加できます。oto-productionsではこの連携設定もサポートしています。
Q日本語での対応は問題ありませんか?
管理画面・ストアの表示ともに日本語対応済みです。Shopify Paymentsも日本円での決済・入金に対応しています。サポートも日本語で受けられます。
Q開設後、自分で商品の追加・変更はできますか?
できます。商品の追加・価格変更・在庫更新・セール設定はすべて管理画面から自分で行えます。スマートフォンのShopifyアプリからも操作できるため、外出先から注文確認や在庫管理が可能です。

実店舗と並行して運営するときのポイント

すでに実店舗がある方がオンラインストアを追加する場合、在庫管理と価格設定が最初の課題になります。Shopifyは実店舗のレジシステム(POS)と連携できるため、在庫を一元管理することができます。

実店舗との併用で気をつけること
  • 実店舗とオンラインの在庫を分けて管理するか、共有するかを最初に決める
  • 送料・包装コストを考慮した上でオンライン価格を設定する
  • 注文から発送までのリードタイム(何日以内に発送するか)を明示する
  • 返品・交換ポリシーをあらかじめ決めてストアに記載しておく
  • 注文通知をスマートフォンで受け取り、見落としを防ぐ設定をする

oto-productionsでは、WordPressで制作したホームページとShopifyを組み合わせる構成を提案することがあります。「ブランドの世界観をホームページで伝えて、購入はShopifyで」という役割分担は、実店舗を持つ小さなお店に特に向いています。気になる方はご相談ください。

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